レバレッジ取引とCFDのリスクについて
このページは、海外ブローカーのレバレッジ取引を検討する前に知っておくべきリスクを、編集部の責任でまとめたものです。 日本のトレーダー向けOctaFXレビュー
スポンサーへ進むレバレッジは利益だけでなく損失も同じだけ拡大するの?
たとえば、証拠金として10万円を預け、レバレッジ10倍で100万円分の取引をしたとします。相場が1%動けば、損益は1万円です。これは預けた証拠金の10%に相当します。利益が出れば同じ割合で増えますが、損失も同じ割合で膨らみます。相場が逆向きに10%動けば、証拠金はすべて失われます。
レバレッジは「掛け金を増やす」仕組みではなく、「値動きの何倍もの損益を抱える」仕組みです。値動きそのものは変わりません。変わるのは、あなたの資金に対する影響の大きさです。取引量を決めるときは、利益の想像ではなく、損失が起きたときの金額を先に計算してください。
さらに、証拠金が一定の水準を下回ると、ブローカーは強制的にポジションを決済します。これを一般にロスカットや強制決済と呼びます。相場が急に動いたとき、意図した価格で決済できるとは限りません。
海外のブローカーを使うと、日本の保護制度は適用されるの?
金融商品の取引に関する保護制度は、国や地域、そしてブローカーがどの法人格でサービスを提供しているかによって異なります。日本の利用者が海外のブローカーと取引する場合、日本の制度がそのまま適用されるとは限りません。
たとえば、取引の相手方が破綻したときの補償の有無、紛争が起きたときの相談窓口、顧客資金の分別管理の方法などは、ブローカーの所在地や登録状況によって変わります。同じブランド名でも、口座を開設する法人が違えば、適用されるルールも変わることがあります。
このサイトはブローカーではありません。口座の開設や入金の仲介も行いません。どの制度が自分に適用されるかを確認する場合は、ブローカーが公開している契約条件や開示資料を自身で読み、必要に応じて専門家に相談してください。当サイトの記事はその判断を代行するものではありません。
急な値動きやニュースのとき、何が起きるの?
経済指標の発表、中央銀行の会合、選挙や地政学上の出来事など、ニュースが相場を動かす場面では、価格が一瞬で大きく動くことがあります。このとき、注文した価格と実際に約定した価格の間に差が生じることがあります。これをスリッページと呼びます。
また、市場が休んでいる間に大きな出来事が起き、週明けに窓を開けて価格が動くこともあります。この場合、前日の終値と翌日の始値の間に価格が存在しないため、損切り注文を置いていても、その水準では決済されないことがあります。損失が想定より大きくなる可能性は、常に残ります。
流動性が薄い時間帯や、急激な変動の直後には、スプレッドが普段より大きく広がることもあります。取引のタイミングによっては、通常時とは異なるコストがかかる点を理解しておいてください。
個人の取引で損失が出る人の割合はどのくらい?
海外の当局が公表している資料や、ブローカーが自ら開示している情報の中には、個人の取引口座の多くが損失を出しているとする統計があります。割合は調査の時期や対象、集計方法によって異なりますが、損失を出す人が多数派であるという傾向は、複数の資料で繰り返し示されています。
この統計は「必ず負ける」という意味ではありません。しかし、レバレッジ取引が一部の熟練者だけの利益になるのではなく、多くの参加者にとっては損失の積み重ねになりやすい構造を持っていることを示しています。広告やSNSで見かける成功談は、全体のごく一部を切り取ったものです。
自分の取引がその統計の外に出られるという前提を置かず、まずは損失を前提に資金を管理する姿勢が必要です。
取引には目に見えないコストがかかるの?
レバレッジ取引には、売買のたびにかかるコストと、ポジションを持ち続けることでかかるコストがあります。代表的なものがスプレッドです。買値と売値の差であり、取引を始めた時点で、その差の分だけ不利な位置からスタートすることになります。
また、ポジションを翌日に持ち越すと、日をまたぐ資金調達の調整として、金利差に基づく損益が発生します。これを一般にスワップやオーバーナイト金利と呼びます。金利の向きによっては、毎日少しずつコストが積み上がります。
こうしたコストは一度の取引では小さく見えても、回数が増え、保有期間が長くなるほど影響が大きくなります。利益を出すためには、まずこのコストを上回る値動きが必要です。取引の計画を立てるときは、損益の予測だけでなく、コストを含めた計算をしてください。
失ってもよいお金だけで取引するべき?過去の成績はあてになる?
取引に使う資金は、失っても生活に支障が出ない範囲にとどめてください。借入金や、近い将来に使う予定のある資金を充てることは避けるべきです。レバレッジ取引では、預けた証拠金を超える損失が生じる可能性があり、その場合、追加の資金を求められることがあります。
過去の運用成績や、ブローカーが提示する実績は、将来の結果を示すものではありません。相場環境は変わり、同じ戦略が同じように機能する保証はありません。一定期間の好成績は、その期間の相場がたまたまその戦略に合っていたことを示すにすぎない場合があります。
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